日頃より東京都生コンクリート工業組合の事業活動にご理解をいただき厚くお礼申し上げます。
当工業組合は、生コンクリート製造業者の改善発達を図るための必要な事業を行い、製造業者の公正な経済活動の機会を確保することを目的として、中小企業団体の組織に関する法律に基づき昭和49年に設立した東京都の認可団体です。
令和6年度は、(1)品質管理監査制度を軸とする生コンクリート品質のさらなる向上、(2)国土強靭化と防災減災施策における生コンクリート活用に向けた要請およびコンクリート舗装の採用に向けた活動の継続、(3)生コンクリート産業のイメージアップの推進の三つの課題に加え、骨材の安定的な確保の対応にも取り組んでまいります。
さらに、昨今の課題としての「コスト負担の早期転嫁」への支援活動に取り組みます。具体的には、最新の取引価格を適切に反映した販売価格の設定やスライド条項の適切な運用などを東京都の関係部局、東京都議会へ要望してまいります。
当工業組合は、従前同様、良質な社会資本整備のために必要不可欠な基礎資材である生コンクリートの安定供給に努めてまいります。また、当工業組合員が製造した生コンクリートが都民の皆様の安全安心、需要家の皆様からの信頼にお応えできるよう努めてまいりますので、引き続き皆様のご理解、ご支援をいただきますようお願い申し上げます。
東京都生コンクリート工業組合
理事長 斎 藤 昇 一
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